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原田伴彦著 『被差別部落の歴史』(朝日選書)

12月8日(土)

 

朝、9時起床。 有機人参ジュースと爐┐瓦淕入り青汁二袋。 晴天に布団干し。 今日は、77年前ハワイ真珠湾を奇襲攻撃した、愚かな太平洋戦争勃発の日。 

 

産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で新鮮野菜を買い、側の精肉店で和牛の塊と鶏胸肉を購入。 川には、マガモが十数匹。 色鮮やかな雄鴨が川面に映える。 大型鯉軍団も優雅な泳ぎ。

 

カレーパンを蒸して、淹れたてコーヒーで、昼食。 「まんぷく」、昼の部。 やっとGHQ・MPから解放された。 朝日新聞一面は、未明の入管法改悪強行採決。 

 

読み進めていた、原田伴彦著、『被差別部落の歴史』(朝日選書)を読了。 1975年に出版された、部落解放運動のバイブルのような本を、40年ぶりに読み返したもの。 400ページ近い大著だが、ひとことで言って、歴史的な研究書として批判的に読むことにのみ意味がある。

 

 書名は、『被差別部落の歴史』だが、“日本賤民通史”とでもいうべき内容。 近代以降の部落差別を、「封建的な身分差別はなくなりましたが、新しい近代的な身分が再編された」「部落民(原田先生は一貫して江戸幕藩体制下の賤民、とくに穢多を“部落民”と呼んでいるが、江戸時代には被差別部落もなく、当然部落民もいない)は平民になっても、前近代の封建身分の残りかすである、いわゆる身分遺制がまとわりつくことになりました」。 それは、明治維新が不徹底なブルジョア革命であり、広範な封建的土地所有形態が残ったことによるとも述べている。  部落差別=封建的身分制度の残滓という視点。 

 

差別表現事件で、一つ注目すべき事例が挙げられている。 『貧乏物語』で著名な、河上肇が1952年(昭和27年)に発刊した、『自叙伝』(岩波文庫)の中で、自身が東京の小菅刑務所に収容されていた時、「三舎一階」のことを、「“三下”と呼びならされている一棟は、この刑務所内の特殊部落であり、化物横丁であって」と書いていたこと。 そこに収容されていたのは、精神病者、精神耗弱者、そして、思想犯などであった。 戦前から人民解放の闘いにすべてをささげた日本の良心と知性の代表者の河上博士ですら、部落を「悪」と「化物」であると描いたのだが、この差別表現が初めて問題にされたのは、1971年(昭和46年)に村越末男先生によってである。 『自叙伝』は刊行から20年近く、数十万部が発行されていたが、その間、知識人の誰も問題点を指摘しなかったという。

 

和牛入りの自家製カレーの具で、白ワイン小瓶と焼酎のお湯割り一杯で、夕食。 TBSで、タケシのニュースキャスター。 入管法、水道民営化などを取り上げるものの中途半端。 

 

BS・NHKで、「まんぷく」夜の部を見て、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 11:24
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瀬戸内寂聴×伊藤比呂美、『先生 人生相談していいですか?』(集英社インターナショナル)

11月24日(土)

 

朝、9時起床。 有機人参ジュースと青汁二袋。 産地直産市場前の湧き水汲みに行くも、寒さに手がかじかんでくる。 今日は昨日より5度ぐらい低い感じ。 

 

半年ぶりに市場に薩摩揚と竹輪の大盛り袋があり購入。炊き込みご飯と酵母パンなどを買うも、重くて腕が固まり大汗をかく。 川にはマガモが数羽のみ。 炊き込みご飯で昼食。 「まんぷく」、昼の部。 

 

瀬戸内寂聴×伊藤比呂美対談集、『先生、人生相談いいですか?』(集英社インターナショナル)を、笑いながら読み終える。 破天荒に生きてきた(今も生きている)、怖いもの知らずの、95歳の“超おばさん”小説家と、62歳の“おばさん”詩人との、人生の底が抜けたような、波乱万丈の対談集。

 

電車の中で読んでるとき、ストレートできわどい太文字の小見出しを、恥ずかしさのあまり両隣と前に立っている人に見られないように思わず手で覆った。 10月の引っ越し以来、体調今一つだったが、この対談集からほとばしるエネルギーで邪気が吹き飛んだ。

 

寂聴さんの秘書・瀬尾まなほさんが、“みずみずしい二人”と解説の題をつけているが、仏教によって死を語りながら、今を生きていることの素晴らしさを教えてくれる。 「四苦八苦」―「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五蘊盛苦」、そして、生きる、病む、老いる、死ぬ。 我ら煩悩具足の凡夫が救われる書。

 

田舎煮とブリの刺身+ピザで。シークヮーサー入り鉄瓶焼酎のお湯割り一合で、夕食。 9時から、NHKで、発達障害特集。 なかなかいい番組で、面白い。 TBSで、タケシのニュースキャスター。  明日のG機Ε献礇僖鵐ップとWIN5の検討。 

 

「まんぷく」、夜の部を見て、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 11:10
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塩見鮮一郎著『差別語と近代差別の解明』(明石書店)

11月23日(金)

 

朝、9時半起床。 雲一つない晴天に、布団干し。 今日は勤労感謝の日で、旧新嘗祭。 五穀豊穣を祝うような秋空。 

 

出版企画の原稿と共に送られてきていた、小論を読んで、産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 全身にスカイブルーから降り注ぐ陽光を浴びて、気分爽快。

 

市場には酵母パンも炊き込みご飯もなく、コンビニで買ったカツサンドと、祭日なのでワインの小瓶で、ランチ。 「まんぷく」、昼の部。

 

塩見鮮一郎著『差別語と近代差別の解明』(明石書店)をじっくり読む。 1995年に出版されたときに読んで以来、20数年ぶりに読み返すことにしたもの。 塩見さんからは、差別語と差別表現問題を考えるうえで、大きな刺激を受けてきた。 本書もその一冊。

 

差別の元凶は、一つの文化圏における「文化規範・社会規範」であると強調する。差別語について考えることは、その差別的呼称に反映されている現実の差別的実態を考えることである。差別は「呼称としての差別語」を通して姿を現す。 「差別する呼称がないところに差別はない」「差別語=差別」。 

 

「今日の部落差別の淵源は、黒船とともに持ちこまれた『人間』という新しい概念に照らされて、発見された。人間だから、だれもが同じでなければならなくなった。人間と自己確認をしてこそ、『差別』に気が付くのである。この瞬間が、今日の被差別部落の起源なのである」。 説得力がある!

 

最後の方で集約的かつ印象的なフレーズがある。「近代以降の差別は、前近代の身分制とちがって、社会の関係性の作りだした差別である。制度にくみこまれているケースもあるが、原理的には、社会意識が差別を支えている。つまり、文化の問題であり、言葉の問題であり、究極的には『呼称』の問題になる。日本という文化圏域が持っている文化のうちに、ある人たちの『呼称』はふくみこまれ、つなぎとめられているのである。」 読む価値のある本。

 

夕方、以前から会員になっている、酒屋まで歩いて焼酎二本と日本酒4合1本買いに出るが、いい運動になる。 コンビニに寄って、夕食のつまみなど。 イクラと蛸の酢漬け+野菜サンドと焼きそばパンで、白ワインの小瓶と梅干し入り鉄瓶焼酎のお湯割り一合で、夕食。 

 

テレ朝、報道ステーション〜BSで「まんぷく」夜の部を見て、12時半に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 11:56
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佐藤優著『「日本」論』(角川書店)

11月3日(土)

 

朝、8時半起床。 有機人参ジュースと青汁二袋。 産地直売市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で豚まんと新鮮野菜。 なんと、精肉店が休み。 理由は、今日は土曜日だが、文化の日で祝日のため。 

 

マガモ泳ぐ川縁を、筋トレしながら散歩。 カレーパンと豚まんを蒸して、淹れたてコーヒーで、昼食。

 

佐藤優著、『「日本」論』(角川書店)を読む。 トランプ大統領が登場し、世界政治は混乱を極めている。 ブラジルでも、トランプと同じようなうつけ大統領・ボルソナーロが当選した。 一方でドイツでも排外主義の極右が台頭し、メルケルがキリスト教民主同盟の党首を辞任することが発表された。 

 

翻って日本では、反知性主義・安倍政権が有無を言わさぬ強権で、憲法の改正に突き進んでいる。 「これからの時代は、乱世です。そうした激動が日本の中にも起き、その状況にどのように対応するのか」、という問題意識から本書は出版された。 

 

副題にある「東西の“革命児”から考える」とは、宗教改革者ルター(ヒットラーが最も尊敬していたという)と日蓮のこと。 どちらも混乱の世の中で知性のかぎりをつくし、「信仰即行為」、「他力即自力」の思想で乱世と闘ってきた。 その具体的な行動と思想を、『キリスト者の自由』と『立正安国論』を読み解きながら分析してゆき、現代を生きる我々に道標を指し示す。 佐藤さんの時代に対する強烈な危機意識が、本書を貫いている。

 

夕方、バスでホームセンター。 暖簾と洗面所壁に取り付けるボックス(結構重たい)を買い、タクシー拾えず、バスに乗り大汗をかいて戻る。 鮭の味噌漬けとカレーの具で、シークヮーサー入り焼酎の水割り二杯で、夕食。

 

プロ野球日本シリーズ、第六戦。 広島元気なく、ソフトバンクが優勝。 タケシのニュースキャスターを見て、12時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 11:54
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『「イルカは特別な動物である」はどこまで本当か』(九夏社刊)

10月27日(土)

 

朝、9時起床。 有機人参ジュースと青汁二袋。 産地直売市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で新鮮な有機野菜を買い、側の肉屋さんで、豚ロースと牛肉、そして鶏の胸肉を購入して、川縁を散歩。

 

天気は良いが、昨夜の雨で気温も湿度も高く(多分25度くらい)、大汗をかく。 酵母パンと目玉焼きを淹れたてコーヒーで、昼食。

 

ジャスティン・グレッグ著・芦屋雄高訳、『「イルカは特別な動物である」はどこまで本当か』(九夏社)を読む。 

 

読もうと思った動機は、「神奈川県で8月11日に開幕したセーリングの「ワールドカップ(W杯)江の島大会」の開会式で行われたイルカショーが批判され、日本セーリング連盟の河野博文会長が同日、謝罪を表明した。」という記事を目にしたからだ。 

 

大会に参加していた外国人選手から抗議され、ショーを取りやめ謝罪したというが、子どもたちも喜ぶイルカショーのどこが問題なのか、さっぱり理解できない。  和歌山県・大地町のイルカ漁が、反捕鯨団体に妨害され、映画「ザ・コーヴ」になったことは知っていたが、水族館の目玉・イルカショーが批判されるとは思いもしなかった。 単なる文化の違いで済まされない何かが“イルカ”にはあるのかと思い本書を手に取った次第。

 

地球上で二番目に頭のいい動物と言われるイルカの、脳の構造の科学的分析、そして言語能力とコミュニケーション能力などを、他の動物との比較も含め丁寧に検討してゆく。動物における「知能とは、ある生物の行動がどのくらい人間の大人の行動に似ているかを表す尺度である」。 残虐性と利他性、相互利他性などの観察データーを駆使し著者は結論付ける。イルカは「神話化された動物」であり「イルカが特別なのかどうかといった議論は哲学的あるいは政治的なものであって、科学が扱うものではない」。

 

読み終えて、アレ!と思った。 なぜなら、表題をよく見ずに、イルカには特別の能力が備わっており、人間に最も近い動物であるがゆえに、法的に保護されるべきとの論が展開されていると思っていたからだ。 外国、特に欧米諸国のイルカに対する思い込みは、すでに文化規範にまでなっている。 この本を読んでも、水族館はイルカショーを中止するのかどうか。(イルカショーがダメなら、猿回しも批判されるだろう)

 

夕方、バスでホームセンターに行く。 生活備品を買い込み、重い荷物を持って、花火大会の打ち上げ花火を見ながら、本日二度目の大汗をかいて帰宅。 収納棚を組み立て、壁に打ち付ける作業に汗を流す。 

 

鶏胸肉の唐揚と豚肉のポークステーキに千切りレタスを添えて、シークヮーサー入り焼酎の水割りで、夕食。 プロ野球日本シリーズ第一戦、広島対ソフトバンク。 5回、名手広島・菊池のエラーで2対2の同点。 9時から、TBSのタケシのニュースキャスター10周年特別番組と交互に見る。 野球の方は延長12回引き分け。

 

BSプレミアムで、本日初めての「まんぷく」、夜の部を見て、12時半に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 08:40
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趙博著『「在日」無頼控』(七つ森書館)

10月20日(土)

 

朝、8時起床。 有機人参ジュース一杯。 「まんぷく」朝の部。 久しぶりの晴天に布団干し。 

 

産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で新鮮野菜を買い、側にある精肉店で、鶏の胸肉、豚ロース、牛のバラ肉を購入し、川縁を散歩。 川は透明度が低く大型鯉は確認できず。 美味しそうなマガモが数羽。 それにしても、最高の気候で、気分も穏やかになる。 五目御飯と酵母パンで昼食。 

 

趙博著、『「在日」無頼控』(七つ森書館)を読む。 無頼派・浪速の歌う巨人・バキやんの生き様が、在日朝鮮人としてのアインディティ自覚獲得過程を通して描かれている。 既存の、在日「コリアン」の組織・朝鮮総連や民団に対する批判も小気味よい。 

 

歌手、俳優、作家としてのみバキやんを理解してはいけない。 全編随所で感じるのだが、かなりのインテリでもある。 インテリ性を隠すのは、知識人ともてはやされた在日の、体たらくを見知っているからだろう。 巨躯と容貌からはなかなか想像できないが、根っからの闘うインテリ芸人だ。 

 

バキやんの政治的、社会的かつ文化的主張には、ほぼ全てにわたって共鳴・共振・共感し、納得でき、同意できる。 本当に我が意を得たりの痛烈な檄文。 なぜこんなにも考え方が一致するのかと思っていたら、最後の最後で、学生運動時代の組織(セクト)が同じだったことが判明。 同じ釜の飯を食った仲間(同志)だった。

 

 

『「在日」無頼控』七つ森書館 

 

夕方、布団を取り入れた直後に大雨が降り出し驚く。 危うく布団が濡れるところだった。  豚ロース焼きに千切りキャベツを添えて、夕食。 アルコールなし、四日目。

 

TBSで、タケシのニュースキャスター。 片山さつきの、国税口利き・100万円問題をそれなりに報道。 BSプレミアムで、「まんぷく」夜の部。スポーツニュースを見て、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 10:28
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佐藤優著『思考法』(角川新書)で、引越疲れを癒す

10月6日(土)

 

朝、10時に起きるも、疲労困憊。 新聞を読む気力もない。 コンビニで買ったインスタント焼きそばで、昼食。 味気ない。 「まんぷく」、昼の部。 ヒロイン・安藤サクラは本当に達者な俳優。

 

静に読書して、一日中体力回復に努める。 佐藤優著、『思考法』(角川新書)を読む。 2013年に行われた集中講義をまとめたものだが、佐藤優さんの知的ワールド全面展開。 

 

“まえがき”で反知性主義を徹底批判している。 いま日本で奇妙な妖怪が徘徊している、「その妖怪の名は反知性主義」。 反知性主義とは、「合理性、客観性、実証性を軽視もしくは無視し、自分に都合がいい断片的事実や根拠のない伝説をつなぎ合わせて作った物語を信じるという態度」と定義づけ、今まさに安倍政権がそれに侵されていると指摘。 

 

なぜそのような事態が招来したのかを歴史的に分析しているが、ポイントは歴史修正主義と安倍政権の成立。 本書は、欧米と日本の古典的著作を解説しながら、知性の復権を目指す。 「主観的な願望によって客観的な現実を乗り越えようとする『伝統』」が日本にはある。 第四講、「近代」〈モダン〉とは何かは圧巻! 現下、「日本にとっての最大の危機は反知性主義だ」。

 

夕食は、パルコフードセンターの刺身で、サントリーの犇眷“少々。 食欲もなく異常な疲れ具合。 BSプレミアムで「まんぷく」、夜の部を見て、12時半に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:51
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李信恵・上瀧浩子著、『黙らない女たち』(かもがわ出版)

9月17日(月)

 

朝、9時起床。 有機人参ジュースと青汁二袋。 敬老の日だが、老体に鞭打って、三日連続産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓ×2本。 すでに気温30度で蒸し暑い。 川縁ではバーベキューを楽しむ若い家族連れが数組。 大型鯉の動きは鈍い。 頑張って鳴くツクツクホーシは、残暑のBGM。

 

市場で買った細うどんに油揚げを加え、熱々のきつねうどんで、昼食。 「半分、青い。」昼の部。 後二週間で終わるが、中弛み気味。

 

李信恵・上瀧浩子著、『黙らない女たち』(かもがわ出版)を読み終える。 インターネット上で、在日朝鮮人であることを理由に、民族差別と女性差別に関わるヘイトスピーチを執拗に受けていた李信恵さんの、二つの裁判闘争勝利記録。

 

一つは「在特会」とその元会長・桜井誠、もう一つはネット上のまとめサイト「保守速報」を訴えた裁判。 前者の裁判では。民族差別に女性差別が加わった「複合差別」との画期的な判決を勝ち取っている。 

 

2部構成で、第1部は「尊厳の回復を求めて」闘った原告の李信恵さんの苦悩が綴られている。 ネトウヨのヘイトスピーチに集中的に攻撃され、「摂食障害、不眠症、突発性難聴、円形脱毛症」などの精神的、肉体的苦痛に耐えながら、在日朝鮮人女性としての誇りを持つて裁判を闘い抜いた辛い経過が、読み手もホッとする、ユーモアをもって語るところに、信恵さんの強さがある。

 

第2部、「法廷からみる 複合差別・ヘイトスピーチ」は、二つの裁判の弁護士でもある、上瀧浩子さんのヘイトスピーチと、その犯罪性を国際的な人権条約、そして憲法など国内法を駆使して法廷闘争を展開し、勝利するまでの軌跡が語られる。 

 

「複合差別とは、主として女性差別と他の事由による差別の交差ないし複合の態様に着目した概念」で、「複合差別は、二つの差別の足し算ではなく、掛け算である」。 「ヘイトスピーチの本質は、マイノリティの社会的排除を扇動することにあり、もっといえば、マイノリティへの支配・従属関係を再生産することにある」。 

 

現下日本のネット上に溢れるヘイトスピーチが動線となり、ヘイトクライム〜ジェノサイド(大量殺害)に向かう危険性に強く警鐘を鳴らしている。 そして最後に、「この裁判を通じて、『ことば』というものの大切さを改めて思った」と綴られている。 すぐれて差別的憎悪扇動=ヘイトスピーチ問題入門書でもある。

 

中央競馬・WIN5は、2戦目で敗退。 20年間寝かせている、冬虫夏草など香港で買った薬草を焼酎に漬けた10Kgの瓶を抱え、玄関マットと昨日買ったLSDの電球を付けに、自力引っ越し活動。 雨が降ってきてやむなく一往復で終え、大相撲。 白鵬対御嶽海の取り組みは見応えがあった。

 

新聞三紙。 スポーツ新聞は、猝晶優“樹木希林さんの死を悼む特集。 朝日新聞は、倏侏”の樹木希林さんの死を社会面で大きく取り上げている。 三日ぶりに風呂に入り、サッパリして、早め5時半に夕食。 昨日買っていた、安価な豪州牛ステーキに千切りキャベツを添えて、柚子入り焼酎の水割り三杯。 

 

NHK、ニュース7〜「ファミリーヒストリー」で、デヴィ夫人の波乱万丈の人生。 NHK、ニュースウォッチ9。 自民党総裁選。 安倍の御用ヨイショ内容に、吐き気を催す。 テレ朝、報道ステーション。 安倍が出てきて、チャンネルを替える。 

 

民放各社の、安室奈美恵引退コンサートと樹木希林さんの追悼番組などを見て、BSプレミアムで、「半分、青い。」、夜の部。 三連休最終日を惜しんで、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:16
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武田珂代子著、『太平洋戦争 日本語諜報戦』(ちくま新書)

9月9日(日)

 

朝、8時起床。 晴天に布団干し。 有機人参ジュースと青汁二袋。 TBSでサンデーモーニング。 視聴率も高い、健康的な報道番組。 牾“で、大坂なおみ選手が全米オープンを制したことを絶賛。 陸上のケンブリッジ飛鳥とサニブラウン・ハキーム、野球のオコエ瑠偉など、ダブル選手の活躍がめざましい。

 

気温は30度超えているが、雲は秋空。 産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 新鮮野菜を買って川縁を散歩。 かすかに蝉の声。水濁り魚影は見えず。 家に戻りすぐ、大きめの椅子と炊飯器を持って、自力引っ越し午前の部。 酵母パンを焼いて自家製ブルベリージャムを塗り、淹れたてコーヒーで、昼食。 

 

武田珂代子著、『太平洋戦争 日本語諜報戦―言語官の活躍と試練』(ちくま新書)を読み終える。 最初担当編集者と話をした時、日本軍が傍受を意識して、“薩摩弁”で通信していたが、米軍の日系鹿児島出身者に解読されていた。 一方米軍はアメリカ先住民の“ナバホ”語などで通信し、傍受されても日本軍は解読できなかった、という話かと思っていたら全く違っていた。 

 

本書にその手の話は一切出てこない、本格的かつ秘密裏に軍事戦略目的を持つて“日本語言語官”を育成し、通信を傍受したり、捕虜の尋問、日本兵戦死者の日記の解読などを通じて、具体的な軍事行動に役立てており、言語官は諜報戦の主役だった。

 

中心になったのは、日本で布教活動をしていた宣教師一家の子ども達、また、日系二世で日本で生活し教育を受けている“帰米二世”。 太平洋戦争開戦時に、“敵性国民”として、収容所送りになった日系日本人の中から多くが志願している。 

 

ヨーロッパ戦線で大きな戦功をあげた 、日系人部隊・第442連隊戦闘団に匹敵する軍事諜報活動を行ったが、人種主義的差別は強かった。 特にカナダが今と違って、人種差別が酷い国だったことを知る。 この諜報活動は現在も行われている。

 

中央競馬、WIN5。 4勝1敗で惜敗だったが、2戦目で敗退しており精神的打撃は小さい。 自力引っ越し夕方の部。 当面必要な靴以外の、イタリア製などの高級靴15足とハンガーなどを運ぶ。 昨夕より涼しいが、大汗をかく。

 

自家製厚焼き玉子とスパゲッティ―・アラビアータで、梅干し入り焼酎のお湯割り二杯の、夕食。 NHKで、「西郷どん」。 大政奉還。 

 

サンデースポーツ。 全米オープン優勝の、大坂なおみ特集の感。 民放のスポーツニュース。 NHKに続き、化粧した、大坂なおみ選手が民放各社に、生出演。 

 

今日は朝から、大坂なおみデー。 12時半に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 08:57
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井上亮著、『象徴天皇の旅』(平凡社新書)

8月25日(土)

 

朝、9時起床。 寝具を干すためガラス戸を引くと、ムッとする熱気。 BS・NHKで「半分、青い。」、一週間分。

 

すでに35度はある中、産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 今日はパンは売っていないので、新鮮野菜を買って川縁を散歩。 大型鯉はいるが動きがない。 気が付かなかったが、蝉が一匹も鳴いていない。 暑く湿度が高いとセミは鳴かない。 異常気象! 「半分、青い。」、昼の部を見ながら、自家製厚焼き卵入り冷やし中華で、昼食。 

 

井上亮著『象徴天皇の旅』(平凡社新書)を読む。 「天皇の外出を行幸(ぎょうこう)、皇后・皇太后・皇太子夫妻の場合は行啓(ぎょうけい)という。天皇、皇后がそろって出かける場合は行幸啓になる」。 

 

本書は、宮内庁担当記者として、長く随行取材してきた著者が、国内、海外に関わらず災害と先の戦争に対する贖罪の強い意志を持つて続けてきた両陛下の犢垤啓“をジャーナリストの目線で記録したもの。 

 

天皇が、いかに憲法第一条、象徴天皇の役割を意識してきたかが分かる。 象徴行動を通じて安倍政権の危険性に警鐘を鳴らしている。 今上天皇に親近感と敬意を持つ。 狢膰羶瓦浪罎陣営にあり”の感を強くする。

 

夕方、300M歩いてコンビニに寄るも、あまりの蒸し暑さにめまいを覚える。間違いなく36度超えの熱気。 7時に、夕食。 ヒラメの刺身で、吟醸酒。 自家製広島風お好み焼きで、柚子入り焼酎の水割り二杯の夕食。

 

NHKが珍しく、巨人VS阪神戦を中継。 エース菅野が、12奪三振で完封勝利。 しかし、大阪桐蔭よりも弱い阪神に勝っても意味がない。 対広島戦に総力を注ぐべし。

 

TBSで、アジア大会女子10000M。 も一つ盛り上がらない。 BS・プレミアムで、「半分、青い。」、夜の部を見て、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:56
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