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『ネット右翼とは何か』(青弓社)

6月15日(土)

 

朝、8時起床。 寒くてトイレに起き目覚める。 豆乳と爐┐瓦淕“入り青汁二袋。 6月半ばだというのに暖房を付ける。 「なつぞら」、朝の部。 凍結3回。 

 

中央競馬出走予定の競走馬、156頭が競走除外(土日3場)になり大混乱になっているとのニュース。 通常、1場12レースで4、〜5頭出走取消でも珍しいほどだから、超異常事態。 

 

BSで、「なつぞら」、一週間分。 雨中、産地直産市場前の湧き水汲み4ℓボトル×2本を、雨合羽を着て敢行。 市場で新鮮野菜と酵母パンなどを買い、側の精肉店で鶏胸肉と豚ロース、和牛の霜降り切り落としを購入。 

 

シャワーを浴び、カレーまんと豚まんを蒸して、淹れたてコーヒーで昼食。 「なつぞら」、昼の部。

 

『ネット右翼とは何か』(青弓社)を読む。 20代の若者に比べ、40〜50代に“ネット右翼”や“オンライン排外主義者”が多いという調査結果。 しかも大半が男で、伝統的な家族観をもっているという。 自営業者が多く、職種では情報処理技術者と医療従事者の比率が高い。 

 

ネット右翼の歴史は、1990年代の歴史修正主義に始まり、2000年にネット上での活動が活発になり、2010年前半に街頭で排外主義運動を行うようになる。 そして、政治にコミットし、2016年の都議選で、「日本第一党」の桜井誠が11万票を獲得するに至り、その後、ネトウヨの「NHKから日本を守る党」が地方選で議席を得ることになる。 幸福の科学がネット右翼に深くかかわっているという。 

 

ネット右翼が暗躍する、「潜在的公共圏」に対し、自民党・安倍政権が巧妙にネット戦略を行っていることに注意を喚起している。 安田浩一氏の『ネットと愛国‐在特会の「闇」を追いかけて』と合わせて読むと、ネトウヨの実態と内在論理がつかめる。

 

鯵の南蛮漬けで、白ワインとシークヮーサー入り鉄瓶焼酎のお湯割り、各一杯。 豚ロースを焼き千切りキャベツを添えて、夕食を締める。

 

7時のNHKニュースが、中央競馬の156頭の発走除外を大きく取り上げていた。 函館のメイン、G掘θヾ曠好廛螢鵐哀好董璽スは、13頭中6頭が取り消しで、7頭立てとなり重賞レースとして成り立っていない。 グリーンチャンネルで、明日のWIN5の検討。

 

BSプレミアムで、本日4度目の「なつぞら」夜の部。 スポーツニュースで、巨人が勝ったことを確認し、ストレッチをして、1時半に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:02
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福岡伸一著、『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)

6月8日(土)

 

朝、8時起床。 豆乳と爐┐瓦淕“入り青汁二袋。 画面凍結3回の、「なつぞら」朝の部。 風邪を引いたのか、くしゃみと鼻水が止まらない。 サンドラッグで葛根湯などを買って、産地直産市場前の湧き水汲み4ℓボトル×2本。 市場で新鮮野菜と酵母パンなどを購入。 側の精肉店で豚ロースと鶏胸肉+和牛の切り落とし200g。

 

川縁を散歩するも、曇天で気温低く、汗かかず。 豚まんを蒸して、淹れたてコーヒーで昼食。 「なつぞら」昼の部で完全版。 新聞三紙。 今日6月8日が、秋葉原の通り魔事件から11年、そして大阪教育大付属小学校殺傷事件から18年だということを知る。 朝日新聞の社説は「川崎殺傷事件」について。

 

福岡伸一著、『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)を読み終える。 2007年に出版された書だが、すでにES細胞について触れており、将来ノーベル賞受賞者が出ることを予見している。 生物、つまり「生命とは何か?それは自己複製を行うシステムである」。 冒頭に結論を述べ後はその具体的な証明を、歴代の生物学者や、時にはシュレ−ディンガ―などの物理学者の論評なども引きつつ、素人読者にもわかるようにかみ砕いて説明してくれる。 

 

核酸(DNA)は「遺伝情報」の担い手であり、たんぱく質は「生命活動」の担い手。 DNAのらせん構造発見に至る経過は、ドキュメンタリータッチで描かれており興味深い。 『動的平行』と合わせて読むと、生物学に興味がわく。

 

夕方、会員になっている酒屋に行き、一升瓶の焼酎2本を仕入れる。 前にも書いたが酒屋は焼酎がメイン(泡盛も豊富)で、なかなかの品揃え。 

 

サニブラウンアブドル・ハキーム選手が全米大学選手権100m決勝で、9秒97の日本新記録を出して3位に入賞したことを知る。 7時のNHKもトップニュースで詳しく報じていた。 今月27日から行われる陸上日本選手権は必見!

 

胡瓜の胡麻和えと鶏胸肉のから揚げで、白ワインとシークヮーサー入り鉄瓶焼酎のお湯割り各一杯。 自家製焼き飯で、夕食を締める。

 

TBS、タケシのニュースキャスター。 ハキーム選手の100m日本新記録。 明日の中央競馬、WIN5の検討。 ダービーも安田記念も終わり、あまり気合が入らない。

 

BSプレミアムで、「なつぞら」夜の部。 ストレッチをして、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:07
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佐藤優著、『高畠素之の亡霊』(新潮選書)

6月1日(土)

 

朝、7時半起床。 夜中の暑さ+トイレ二回で、睡眠不足。 BSで「なつぞら」、早朝の部。 画面凍結5回で白ける。 「なつぞら」朝の部も、凍結2回。 世界の犁技灰皀妊“も寿命が近づいている。 豆乳と爐┐瓦淕“入り青汁二袋。 今日から水無月・6月。 九州は梅雨入りしたという。

 

産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で新鮮野菜と酵母パンを買い、側の精肉店で鶏胸肉と豚ロース+和牛の切り落としを購入し、野川を散歩。 大型鯉軍団は動きが良い。 バーベキューを頑張っている親子連れ3組。 

 

豚まんと酵母パンにミカンの皮のマーマレードを塗り、淹れたてコーヒーで昼食。 「なつぞら」、昼の部で完全版。(一週間分の今日の部は見逃す)

 

佐藤優著『高畠素之の亡霊』(新潮選書)を読み終える。 四六判500頁近い社会思想史の大著だが、面白く読めた。 日本で『資本論』を初めて翻訳した(それも3回も)高畠素之。 (他に、モルガンの『古代社会』なども訳している)何で国家社会主義者がマルクスの『資本論』を翻訳したのか、ずっと思っていた疑問が氷解した。 

 

国家社会主義と聞けば、まず思い浮かべるのはヒットラー・ナチスの国家社会主義ドイツ労働者党だろう。 しかし、高畠素之が想定した国家社会主義は、「ステート・ソーシャリズム」で、ヒットラーなどの「ナショナル・ソーシャリズム(民族社会主義)」とは本質的に異なるということ。

 

同志社大学神学部中退の高畠は、キリスト教から離れ、そして人間性悪説に立つ。 そこからマルクス主義者やユダヤ・キリスト教が語る神の国などのユートピア(国家が廃絶された後の共産主義社会でありエデンの園)を信じることなく、性悪な人間をより大きな性悪である国家を利用して統治すべきという革命論(国家社会主義)を唱える。 

 

『資本論』の科学性を終生追及した高畠素之だが、社会革命は軍事力(軍隊)に頼る。 現下日本のプチファシズム的状況に警鐘を鳴らす。 歴史はくり返す。

 

昨日のテレビが、川崎市登戸の殺傷事件について、筒井康隆の『無人警察』を思わせるような酷い報道をしていたので、徹底批判すべく、夕方川崎市の登戸の現場に手を合わせに行く。 6時過ぎだが、弔問者も報道陣も多い。 カリタス学園停留所から十数メートルにある、献花台には、備えられた花とペットボトルなど悼む気持ちが溢れている。

 

道路の反対側から献花台を眺めていたら、そこにカリタス学園のスクールバスが来て驚く。 生徒が数人乗っていたが、バス停には停まらず。 7時に帰宅して、市場で買ったおでんをつまみに、シークヮーサー入り焼酎の炭酸割りで喉を潤す。

 

TBSで、タケシのニュースキャスター。 登戸の事件については、ズレた論評。 BSプレミアムで、本日4回目の「なつぞら」を見て、ストレッチ。 

 

CS・グリーンチャンネルで明日のG機Π妥諜念とWIN5の検討をして、1時半に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:13
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10連休八日目 読書

5月4日(土)

 

朝、8時半起床。 熟睡でき、体調回復。 晴天に布団干し。 豆乳と爐┐瓦淕“入り青汁一袋。 「なつぞら」、一週間分の本日分を見て、産地直産市場前の、湧き水汲み4ℓボトル×2本。 

 

市場で有機人参ジュースと新鮮野菜を購入。 酵母パンと豚まん、そして、精肉店は休み。 気温25度、絶好の行楽日和に、野川の川縁はバーベキューなどを楽しむ家族連れ多数。

 

大汗をかいて帰宅し、シャツを着替え、珍しくホットドッグで昼食。 淹れたてコーヒーを飲みながら、「なつぞら」、昼の部。 気分良く読書。

 

3年前に89歳で亡くなった、上田正昭先生の最後の著書、『日本古代史をいかに学ぶか』(新潮選書)を読み終える。 改元をまたいで古代史、とくに古代天皇について学ぶ。 津田左右吉〜折口信夫〜西田直二各博士に師事した、上田先生の古代史研究の個人史を振り返りつつ、古代朝鮮、中国との深い歴史的関係を、古事記、日本書紀、そして古代朝鮮や中国の歴史書などに依拠しながら解き明かす。 

 

上田正昭先生は、「帰化人」という用語のイデオロギー的誤謬を批判し「渡来人」という言葉で、古代朝鮮・中国との善隣友好の歴史を浮かび上がらせた歴史学者。 そのことは中公新書の『帰化人』(1965年刊)に詳しい。

 

〈「帰化」すべき統一国家が存在せず、「帰化」のあかしになる戸籍が存在しない時代に、「帰化人」と称する人間のいるはずがない。まず第一に「帰化」という用語は『内帰欽化』の中華思想の産物であって・・・、中国皇帝の徳化に「帰属し、欽(よろこ)び化す」ことを意味していた。・・・、「帰化」は、王化あるいは皇化の思想にもとずく所産の用語〉、であると指摘し、とくに「日本書紀」が好んで使っており、「古事記」や「風土記」には全く使われてないという。 

 

「日本書紀」は全文漢文で書かれ、日本を誇示する対外的な書物。 上田先生は、上皇から皇太子の時代に『帰化人』を読みましたとの言葉を直接頂いている。

 

3時前に、一天にわかに掻き曇り、落雷を伴い大粒(直径1Cm超え)の雹(ひょう)がけたたましく窓を打ち付ける。 雹には何回か遭遇しているが、こんな激しい落雹は初めて。 ベランダから見える一戸建てのベランダに布団が干してあるが、びしょ濡れ。

 

7時に夕食。 息子が掘ってきた筍の煮物と、久しぶりに関西風お好み焼きを焼いて、白ワイン二杯とシークヮーサー入り鉄瓶焼酎のお湯割り一杯で、夕食。

 

TBSで、タケシのニュースキャスター。 BS、プレミアムで、「なつぞら」、夜の部。 日テレのスポーツニュース、ゴーイングを見て、ストレッチ。 1時に就寝。 

author:小林 健治, category:読書, 09:27
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安田浩一著、『団地と移民』(角川書店)

4月20日(土)

 

朝、9時起床。 晴天に布団干し。 産地直産市場前の湧き水汲み4ℓボトル×2本。 市場で酵母パンなどを買い、側の精肉店で鶏肉と豚ロースの塊2Kg。 野川の葉桜の下で男3人がバーベキュー。 絵にならないが、八重桜が見事。

 

カレーパンと豚まんを淹れたてコーヒーで、昼食。 「なつぞら」、昼の部。 広瀬すずは演技力も高い。

 

選挙の連呼がうるさい中、安田浩一著、『団地と移民』を読み終える。 ヘイトスピーチを行う、ネトウヨの内在論理と心象風景を描いた、『ネットと愛国』(講談社)から注目している気鋭のノンフィクション作家。 最近では、ヘイトデモのカウンター行動の時に良く会う。

 

本書は、日本に公営団地が建設される歴史的な背景から書き起こし、近年外国人労働者が多く住むことで、何かと話題になっている老朽化した団地群を精力的に取材し、抱えている問題とそこに含まれている希望と展望を明らかにする取材意図と問題意識を持って書かれている。 予想される現実先取りしているかに見える、フランスパリ郊外の団地の取材もなかなか読ませる。

 

団地住人の50%が老人で残りの50%が比較的若い外国人労働者(出稼ぎ)という国内の団地も珍しくない。 団地内では文化的かつ世代間ギャップもあり住民同士の交流はほとんどない、というより日本人居住者からは外国人労働者に対する差別意識が大きい。

 

その溝を埋める取り組みを進めている団地を紹介しながら、著者は「団地という存在こそが、移民のゲートウェイ」となる可能性に触れ、「そこに、団地の高齢化問題を解決するひとつの解答がある」「摩擦や衝突のその先には、共生に向けた様々な取り組みが見えてくる」という。 

 

今年の4月から改正入管法により「特定技能労働者」の名のもとに5年間で35万人の外国人労働者かやって来る。 現在、日本に住む外国籍住民は250万人近くいて、すでに移民国家なのだ。「団地は多文化共生の最前線」と著者は語る。 

 

今私が暮らしている団地も50%以上が高齢者だが、なぜか外国人労働者は見かけない。(空き部屋がほとんどないこともあるが)しかし、今後外国人住民が増えることは十分予想される。 そんな時この本は多文化共生の指針となる。 最後になるが、文書、つまり筆運びが心地よい。

 

7時に夕食。 市場で買ったおでんと春菊の胡麻和え+鶏胸肉の生姜焼きとタラの芽の天麩羅。 いずれも市場で仕入れた新鮮食品で美味い。 白ワインと梅干し入り鉄瓶焼酎各一杯で締める。

 

明日の中央競馬。 WIN5の検討。 BSで、「なつぞら」、夜の部。 ストレッチをして、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:44
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文聖姫著、『麦酒とテポドン』(平凡社新書)

4月13日(土)

 

朝、9時起床。 有機人参ジュースと爍釘悖屮リーブ油“入り青汁二袋。 雲一つない晴天に布団干し。 

 

産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で酵母パンなどを買い、側の精肉店で、和牛の切り落としと、鶏胸肉+豚ロースの塊を買い、川縁を散歩。 野川の桜は、まだ7割近く残っており、花見客もいるが、水面には桜の花びらが浮いている。

 

汗ばんだシャツを着替え、「なつぞら」、昼の部を見て、豚まんとカレーパンを淹れたてコーヒーで、昼食。  

 

文聖姫著『麦酒とテポドン』(平凡社新書)を読む。 著者の文聖姫(ムン・ソンヒ)さんは、朝鮮総聯の機関紙「朝鮮新報」の記者を長く勤めていたが、2002年9月17日の小泉訪朝で明らかになった、北朝鮮拉致問題に責任を感じ、2006年に退職。 その後東大大学院で博士号(北朝鮮の経済)を取得し、現在は『週刊金曜日』の編集者。

 

記者時代に平壌特派員を二度務め、北朝鮮の政治、経済、そして庶民の日常生活から見た社会に詳しい。 情報が少なく、かつフェイクが多い北朝鮮の本当の姿がごく普通の市民目線で描かれている。 公的な経済指標の分かりやすい解説を通して、今日の北朝鮮の実情がよくわかる。 

 

2018年6月12日、シンガポールで歴史的な米朝首脳会談が開催されたことを踏まえた、本書の最後の言葉。 「北朝鮮の本気度も今後の進展のカギを握る。 米朝首脳会談が単なる“政治ショー”だったとなるか、それとも真の『歴史的』会談となるか。今後の動きを見守る必要があるだろう」。著者の懸念が現実のものとなりつつある。

 

7時に、市場で買ったタラの芽を揚げ、モツの煮込み+鶏胸肉のから揚げで、白ワイン二杯とシークヮーサー入り鉄瓶焼酎のお湯割り一杯で、夕食。 

 

BS・グリーンチャンネルで、明日の皐月賞とWIN5の検討。 皐月賞は、ここ3年人気薄の馬が勝っているが今年はどう考えても、人気3頭で決まりと思う。 デムーロ、戸崎、ルメール騎乗の3頭で、少額勝負。

 

ストレッチをして、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:54
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エドワード・W・サイード著、『オリエンタリズム 下』(平凡社ライブラリー)

4月6日(土)

 

朝、9時半起床。 豆乳とEXVオリーブオイル入り青汁二袋。 窓からの陽射しに暖房いらず。 産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で酵母パン(豚まんは休み)と新鮮野菜を買い、側の精肉店で鶏胸肉と豚ロースを購入。

 

野川は気温も高く桜も満開で河川敷は両岸とも花見宴会で盛り上がっていた。 炊き込みご飯と岩海苔の吸い物で、昼食。 「なつぞら」、昼の部。

 

エドワード・W・サイード著、『オリエンタリズム 下』(平凡社ライブラリー)をやっと読み終える。 上下巻900ページ近い大著。 本当に読み疲れしたが、著者の博覧強記には驚かされる。 

 

「東洋人」「イスラム」「アラブ」、そして「セム族」を狠”の対象として言説化し支配することをお主な特徴とする、オリエンタリズム。  「オリエンタリズムは、経験的政治学の世界でヨーロッパがオリエントに対して行った植民地主義的蓄積および獲得に匹敵する、一つの科学的運動であった」。 オリエンタリズムとは「西洋の東洋に対する思考(支配)の様式」を示す語。 

 

西洋(オクシデント)の東洋(オリエント)に対する人種差別的見方は、「西洋」そのものの内にある、「内在化された東洋」、つまり「ユダヤ人」「ロマ」(本書では“ジプシー”と表現)の存在についての指摘は重要。  そして、監修者解説で杉田英明氏は、本書では主に中東に対するオリエンタリズムにについて論じ、批判しているが、「日本のオリエンタリズム」の問題、つまり「日本とアジア(とくに中国・朝鮮)との歴史的関係を辿るときにも同様に現れてくる」と、今のヘイトスピーチ批判に通ずる視点を提供している。 「西洋オリエンタリズムに向けられた批判は実は日本のオリエンタリズムに向けられた批判でもある」。 

 

ほんとにすごい本だと思うが、ただ一点、繰り返し引用されるマルクスの、「彼らは、じぶんで自分を代表することができず、誰かに代表してもらわなければならない」(『パリ・ブリュメールの18日』)をオリエンタリズムとして批判しているが、的外れの誤読というほかない。 マルクスがここで語っているのは、「代表する者」と「代表される者」との関係、つまり議会制民主主義の欺瞞性と、社会階級が「階級」としてあらわれるのは言説(代表するもの)によつてであることを述べているのであって、オリエントに対する差別的まなざしからではない。 残された時間を考えると、900頁を超える社会科学書を読むのはこれが最後になるかもしれない。(小説は別)

 

7時に夕食。 市場で買った爛デン“と豚ロースを焼き、千切りキャベツを添えて、白ワインとシークヮーサー入り鉄瓶焼酎のお湯割り、各一杯。 

 

明日の中央競馬、WIN5と桜花賞の検討。 BSプレミアムで、「なつぞら」夜の部。 ストレッチをして、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 10:50
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エドワード・W・サイード著、『オリエンタリズム・上』(平凡社ライブラリー)

3月23日(土)

 

朝、9時起床。 寒い! 豆乳とEXVオリーブ油“入り青汁二袋。 産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で、酵母パン、豚まんなど,側の精肉店で鶏胸肉と豚ロースの棒2本購入。 

 

さすがの寒さに、川縁に人の姿見えず。 桜木は、5厘咲きだが開花は後4〜5日かかりそう。 太幹に芽吹いた桜は、粋。 炊き込みご飯に岩海苔の吸い物で、昼食。 「まんぷく」、昼の部。

 

エドワード・W・サイード著『オリエンタリズム』(平凡社ライブラリー)の『上』をやっと読み終える。 文庫で900頁もある大著の、上巻、450頁を読んだところだが、疲れる。 

 

「オリエンタリズムは『東洋』(オリエント)と(しばしば)『西洋』(オクシデント)とされるものとのあいだに設けられた存在論的・認識論的区別にもとずく思考様式なのである」「簡単に言えば、オリエンタリズムとは、オリエントを支配し再構成し威圧するための西洋の様式なのである」。 

 

この視点から、過去数世紀にわたる哲学、文学をはじめあらゆるジャンルの、「西洋」学問・文化の中にある、オリエントに対する差別的まなざしを抉り出す作業が丹念に行われるが、その読書量に驚かされる。 著名な作家・哲学者・思想家の著作が批判的分析の対象とされている。 

 

「知は力を生み、力の増大は知の増大を要求する」。 「知の権力」に対する厳しい洞察。 オリエントの対象が、オスマン・トルコとイスラム、そしてエジプトなど中東とインドの限られ、中国と日本及び東南アジアが、つまり極東地域は全く視野に入っていないのが不思議だが、オリエンタリズムは、明治維新以降の、日本の中国・朝鮮半島及び東南アジアに対する差別視線に繋がっている。 下巻も450頁ある。 

 

6時半に夕食。 市場のおでんと豚ロースを焼いてレタスを添え、白ワインとシークヮーサー入り焼酎のお湯割り各一杯。 狢臙“の冷凍ホタルイカ入りスパゲッティ―で締める。 なかなかの味!

 

TBSで、タケシのニュースキャスター〜BSで、「まんぷく」、夜の部。 明日の中央競馬、WIN5とG機高松宮記念の検討をして、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 11:29
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斎藤美奈子著、『日本の同時代小説』(岩波新書)

3月16日(土)

 

朝、9時起床。 花粉症は小康状態。 豆乳と爐┐瓦淕“入り青汁二袋。 マスクをして、産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で酵母パンと新鮮野菜、側の精肉店で鶏胸肉と豚ロースの塊を購入。 思ったより寒い中、湧き水汲み場には列がなしていた。 野川は干上がっているが、大型鯉の姿も見える。 炊き込みご飯に海苔のスープで、昼食。 

 

斎藤美奈子著『日本の同時代小説』(岩波新書)を読み終える。 1960年代から2010年代までの日本文学を、網羅的に批評したものだが、(もちろん明治・大正・昭和初期にも触れている)、如何に小説が社会と精神的に連動しているかがよく理解できる。 しかし紹介されている、直木賞や芥川賞受賞作品を含め、数百冊近い本の5%ぐらいしか読んでいない。 それでも書名と作者名だけなら90%は知っていて、なぜか読んだ気にさせる不思議な批評本。 “はじめに”で、「一億総白痴化」という大宅壮一の言葉を、なんの注釈もなく記していて、どうかと思ったが、読ませる本だ。 

 

「東日本大震災と第二次安倍政権」の項は必見。 「震災および原発事故と、強権的な安倍政治は一見関係のないように見えます。しかし、両者は底のほうでつながっている。震災で大きなショックを受けた有権者は『どこか不安な元野党』ではなく『強いリーダーのいる元与党』を選んだのです。 3・11と安倍政権の誕生はこの国の雰囲気をやんわりと、しかし確実に変えました。マスメディアは政権の顔色をうかがうようになり、雑誌や書籍を含む出版界では排外主義的な言説が幅をきかせ、過去の歴史の解釈を否定する歴史修正主義がはびこる」。 必読書と言える。

 

市場で買った爐Δ硫崋“と春菊のおひたし、小魚の南蛮漬け+豚ロースの野菜炒めで、白ワイン2杯とシークヮーサー入り鉄瓶焼酎のお湯割り一杯の夕食。

 

TBSで、タケシのニュースキャスター。 BSで、「まんぷく」夜の部。 明日の中央競馬・WIN5の検討の検討をして、12時半に就寝。

 

author:小林 健治, category:読書, 11:29
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柄谷行人著、『世界史の実験』(岩波新書)

3月9日(土)

 

朝、9時起床。 晴天に布団干し。 マスクを付けなかったため、くしゃみと鼻水が止まらなくなり、今日一日中タオルが離せず、酷い花粉症。

 

マスクを付けて、産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場でパンと野菜、側の精肉店で鶏胸肉と豚ロースを購入。 汗ばんだシャツを着替えるも、くしゃみと鼻水は酷くなる一方。 豚まんを淹れたてコーヒーで、昼食。 「まんぷく」、昼の部。 

 

タオル片手に、柄谷行人著、『世界史の実験』(岩波新書)を読み終える。『遊動論―柳田国男と山人』の続編ともいうべき内容だが、抜群に面白いし、知的興奮を覚える。 とくに興味深く読んだのは、「武士と遊牧民」の項。 

 

前回の尾崎ゼミで議論になった、武士と農民の関係が歴史的に見事に解明されているからだった。 近世に至るまで、武士は農民であり両者の区別はほとんどなかった。 両社が分離されたのは、近世になってからで、そこには、武器・戦術の変化があり、「兵農分離」の必要性が生じたためだという。 

 

この変化は、「日本社会にとっては、後にも先にも比類を見ないほどの悲惨たる大革命であった」(柳田国男』 「『兵農分離』は徳川時代の『士農工商』という身分制において完成された」。つまり「武士・平人・賤民」という身分制度化において、武士は官僚化し役人になった。 「武士道」という言葉も、武士でなかった者を徴兵するための、「徴兵制」(明治4年)の発布とともに広められた。 

 

インドのカースト制、とくにクシャトリア(武士)と不可触選民の関係は刮目すべき視点。 「山人と山姥」の項は、亡くなった市原悦子さんには、ひとも読んでもらいたかった。 “あとがき”で丸善ジュンク堂池袋店の、田口久美子おば様に感謝の言葉が捧げられている。

 

山菜の天麩羅と田舎煮をつまみに、白ワインとシークヮーサー入り鉄瓶焼酎のお湯割り一杯。 鶏肉と人参、ジャガイモ入りのクリームシチューで、夕食。 

 

TBSで、タケシのニュースキャスター。 BSで、「まんぷく」、夜の部。 明日の中央競馬・WIN5の検討。 ストレッチをして、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 10:38
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