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桐生9秒98の快挙と、 福岡伸一著『新版動的平衡』(小学館新書)

9月9日(土)

 

朝、8時起床。 休日はなぜか爽やかに目が覚める。 久々の晴天に、寝具干し。 産地直産市場前の、湧き水汲み4ℓボトル×2本。 市場で、酵母パンなどを買い、川縁を散歩。 透明度の高い水面に、大型鯉が三軍団に分かれて優雅な泳ぎ。 蝉はツクツクホーシのみで、松虫、鈴虫、コオロギの音量が優っている、気配は秋。

 

豚まんと酵母パンを焼いて、淹れたてコーヒーで、昼食。 クリーニング店で洗濯物を受け取り、酒屋で焼酎を仕入れて、「ひよっこ」昼の部。

 

福岡伸一著、『新版 動的平衡』(小学館新書)を読み終える。 前から読みたいと思っていたが、小学館から新書として新版が刊行されたのを契機に、読むことにした。 内容は、分子生物学のことだが、全くもって面白く、遺伝学や生物学の知識がなくても楽しく読める、文字通り“生命の謎を解く”本。 

 

「動的平衡」について、著者による説明は、〈「動的平衡」とは、合成と分解、酸化と還元、切断と結合など相矛盾する逆反応が絶えず繰り返されることによって、秩序が維持され、更新されている状況を指す生物学的用語〉。 

 

抗生物質で対処できる“細菌”、ワクチンで対処できる“ウィルス”、しかし、「狂牛病」(BSE、牛海綿状脳症〉を発症させている“プリオン”の謎は興味深い。 母系だけで継承されるエネルギー産出の源、「ミトコンドリア」は、〈私たちの体内にいる別の生物〉とは、ミステリーそのもの。 

 

農薬に汚染された食物の危険性に対しては妥協を許さず、徹底批判。 西田幾多郎の、「絶対矛盾的自己同一」と「動的平衡」の関連については、次の機会に記したい。

 

途中、中央競馬。 複勝で、大勝負した馬がハナ差4着に敗れ、歯軋りしたものの、高配当を三連複総流しで的中(1番人気、2番人気、15番人気)させ、プラス収支で、秋競馬初日を終える。

 

福井で行われている、陸上・日本学生対校選手権で、東洋大の桐生祥秀選手が、9秒98の、日本初、待望の9秒台を出したことを知る。 日本陸上競技界、中でも短距離界悲願の、9秒台。 追い風1・8mの絶好の気象条件の中、最盛期を彷彿とさせる抜群の加速で、見事、9秒台の日本新記録を打ち立てた、桐生の快挙を称えたい。 

 

サニブラウン・ハキームが日本人最初の9秒台走者との予想は外れたが、ケンブリッジ・飛鳥、そして、今日のレースで2着だった多田修平にも、今年のシーズン中に9秒台を出せる力はある。 日本男子短距離界の層は厚い。

 

隣の精肉店で、トンカツ、メンチカツ、コロッケと焼き豚を仕入れ、レタスと胡瓜のサラダと自家製茄子を添えて、焼柚子入り焼酎の水割り二杯で、夕食。

 

NHK、7時のニュースも、トップは桐生の9秒98。 NHK、サタデースポーツもトップニューで、TBS、タケシのニュースキャスター(タケシは出ていない)もトップニュース。 民放各局も、桐生特番の雰囲気。

 

桐生選手の快挙を祝って、ウィスキーのロックを飲んで、12時半に就寝

author:小林 健治, category:スポーツ, 09:22
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