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野間易通著、『実録・レイシストをしばき隊』(河出書房新社)

2月23日(金)

 

昼、12時半起床。 超爆睡! 「わろてんか」、昼の部を見ながら、自家製薩摩揚と野菜サラダで、昼食。

 

女子フィギュア、フリーを見る。 日本の宮原知子と坂本花織も満点に近い見事な演技だったが、金・銀の、ロシアの二人は技術も表現力も素晴らしかった。 金メダルの15歳ザギトワは、氷上の妖精 。

 

今日はプレミアムフライデーなので、国策に逆らわず、自宅研修と決めて、野間易通さんの大著、『実録・レイシストをしばき隊』(河出書房新社)を読破する。

 

「第一部 新大久保の戦い」は、その場にいるような臨場感にあふれ、ハラハラドキドキ、まるで劇画を読んでいるような感覚で、本当に面白い。 インテリでも、学者でもない、一人の強烈な感受性と正義感を持つ、野間易通のヘイトスピーチ粉砕カウンター闘争記。

 

第二部は一転して、「しばき隊」の文化的、社会的背景の分析を、理路整然と熱く語っている。 「在特会」など「ネット右翼」発生のルーツを、ポストモダンとサブカルチャーの「鬼畜系」にあると指摘する。

 

「レイシストをしばき隊」と今までの反レイシズム運動との違いを、「マイノリティによる権利獲得運動とマジョリティによる支援ではなく、マジョリティが社会の公正さを守るために行うもの」と特徴づける。

 

レイシストとカウンターの行動について、「どっちもどっち論」や「喧嘩両成敗」的意見について、表面的な言葉の評価ではなく、「社会正義と公正」を基点に判断すべきとする批判には説得力があり、“傍観者“に強烈な一発を喰らわせている。

 

「在特会」などのヘイト団体が、ネットの中から路上に本格的に出現しだしたのは、第二次安倍内閣成立と軌を一にしている。 それ以前に、ネット上でヘイト言論と闘っていた、野間さんをはじめとする面々が同時にリアル現場の路上に登場し、反ヘイトのカウンター行動を起こしたのだ。 既存の反差別の諸団体は何もしていないにもかかわらず、「社会的公正」を求めて果敢な闘いを今も続けている。 「ヘイトスピーチ対策法」を、より実効性のあるものにするためにも必読の本である。

 

7時半に夕食。 ピクルスとビザ三種をつまみに、焼酎のレモン水割り三杯。 NHKで、女子カーリング、日本対韓国戦。 手に汗握る熱戦で、延長10回惜しくも敗退。 しかしいい試合だった。 明日の銅メダルを目指して頑張ってほしい。

 

民放各社の、ニュース&スポーツを見て、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 12:29
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