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ヒットラ―の『我が闘争 下』(角川文庫)

4月28日(土)

 

朝、8時起床。 「半分、晴れ。」、朝の部。 有機トマトジュースと青汁二袋。 晴天に布団干し。 

 

産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で酵母パンと、なんとなく手抜きの豚まんもどき。 川縁は水透きとおり、大型鯉の優雅な泳ぎが見もの。 

 

大汗をかいて帰宅し、 ソーセージしか入っていない豚まんもどきを蒸し、酵母パンを焼いてバターを塗り、淹れたてコーヒーで、昼食。

 

連休初日からとは思ったが、残り100頁で、3か月間放棄していた、ヒットラーの『我が闘争 下』(角川文庫)をやっと読み終える。 下巻は、国家社会主義運動についての、アジビラの寄せ集めのような文言が脈絡なく並び、紙のシミを読まされているような気分。 

 

強烈なユダヤ民族に向けられた憎悪が、アーリア人種の優越意識=人種差別思想を伴って、執拗に繰り返される。 ユダヤ人陰謀説、悪魔説のオンパレードで、ヒットラーの偏執的異常さが浮かび上がる。 ニーチェの超人思想に惹かれていたというが、一方で、確かに大衆心理を見抜き、大衆の心をつかみ煽動する技術=アジテーション力にはたけているように思える。

 

ホロコーストにつながる優生思想(今、日本でも大きな問題になっている)も強調している。「国家は何か明らかに病気をもつものや、悪質の遺伝のあるものや、さらに負担となるものは、生殖不能と宣言し、そしてこれを実際に実施するべきである」と、断種を肯定しているが、のちに障害者20万人のホロコーストに繋がる思想を臆面もなく主張している。 

 

「警護をもっぱら警察にやってもらうような集会は、すべて大衆の目から見れば、その開催者が信用を落とすということである」には、思わず笑った。 どこかのヘイトスピーチをしている連中に聞かせてやりたい。 

 

ポピュリズム的、「権威を形成するための第一の基礎は、つねに人気である」との文言に、どこかの首相とダブル。 副総理の盟友ともども、良くヒットラーの手口に学んでいるようだ。

 

「国際的ユダヤ人金融資本のマルクス主義的闘争グループ」が、ヨーロッパ世界の諸悪の根源だといい、「ロシア・ボリシェヴィズムは二十世紀において企てられたユダヤ人の世界支配権獲得のための実験とみなさなければならぬ」と、1917年のロシア革命を、反ユダヤ主義と結び付けて語る。 

 

全編この調子で、思い込みの強い非科学的な内容で埋め尽くされている。 ナチス・ヒットラーの犯罪性を研究するためには読む必要があるだろうが、常人には時間の浪費と言っておきたい。

 

中央競馬。 東京・府中のメインレース、ダービートライアル・青葉賞を完璧予想で、三連複を的中させ、そこそこのプラス収支で、明日の天皇賞の軍資金を調達。

 

7時に、隣の精肉店で揚げたてのローストンカツ、メンチカツ、コロッケに千切りキャベツを添えて、レモン入り焼酎のお湯割りと水割り、各一杯の夕食。

 

TBSで、タケシのニュースキャスター。 グリーンチャンネルで、明日の春・天皇賞の番組を見る。 上位人気馬拮抗して、波乱含み。 1時まで検討しチェアーマッサージを受けて、就寝。 

author:小林 健治, category:読書, 09:05
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