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堀田善衛 『時間』 (岩波現代文庫)

6月17日(日)

 

朝、8時起床。 有機トマトジュースと青汁二袋。 朝のジュースは、野菜ジュースに限る。 リンゴなど果物ジュースは甘すぎていただけない。 咳もかなり治まる。

 

TBS、サンデーモーニング。 本質を衝いた安倍政治批判をいくらしても、暖簾に腕押し状態で、徒労感の襲われる。  産地直産市場前の湧き水汲み4ℓボトル×2本。 市場で新鮮野菜を買い込んで、川縁を散歩。 鵜が元気で、大型鯉も数匹遊泳。 

 

父の日の贈り物として、息子夫婦にもらった中華めんで、厚焼き玉子と焼き豚入り、自家製冷やし中華で、昼食。 

 

昨日読むつもりだった、堀田善衛著、『時間』(岩波現代文庫)を読み終える。 辺見庸さんの『1937(イクミナ)』(週刊金曜日版)を読んで衝撃を受け、そこで『時間』のことを知り読みたいと思っていた、小説。 辺見庸さんの秀逸の“解説”が巻末に付いている。

 

1937年、旧日本軍による南京大虐殺を、その当時、国民党政権の海軍部に勤めていた、中国人の主人公・陳英諦に仮託し、日記の形式で冷静かつ冷徹に描いている。 1937年11月30日から始まる日記は、「十二月三日 南京は完全に包囲されている」。そして三週間にわたる「殺、掠、姦、火」、が、日本軍によって行われた。 

 

登場人物は、産月を迎えている妻と5歳の子、そして姪などで、惨劇も、統計的にではなく、一人一人の生身の人間の死を通して、その非人間性を描いてゆく。 

 

今、この南京大虐殺はなかったという言説が、ヘイトスピーチを繰り返すネトウヨや、安倍政権を支持する右翼などから執拗に叫ばれているが、そのような「自虐史観」批判の名のもとの、歴史修正主義と反知性主義が跳梁跋扈している現下の危険な政治状況を糺す強烈な書でもある。 

 

ただ、「気狂い」「奴隷(ニグロ)」「チンバ」「白痴」などの差別語について、注釈がないのが少し気にかかる。

 

中央競馬。 WIN5は3勝2敗。 三場のメインレースを全て外し、いいとこなしで終了。 BS・朝日で巨人vsロッテ戦。 9回裏逆転負けの体たらく。 

 

気分転換に、ゆっくり風呂に浸かり、6時半に夕食。 隣の精肉店で仕入れた揚げたてのローストンカツとメンチカツ、コロッケ+カボチャを煮て、薄目の柚子入り焼酎の水割り二杯の夕食。

 

NHK大河ドラマ、「西郷どん」。 寺田屋事件。 封建領主(国父)島津久光に対する服従から、近代的国家(天皇制)の国民(臣民)への移行期の社会と人間関係の葛藤。 

 

NHK、サンデースポーツ。 フジ、Mrサンデーはサッカー中継で休止。 『週刊新潮』を読んで、12時半に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:34
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