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『日本資本主義と部落問題』

7月16日(月)

 

朝、11時起床。 エアコンのおかげで、熟睡。 有機人参ジュースと青汁二袋。 新聞を取りに、1Fの郵便ボックスまで下りたが、立ちくらみが起きそうな暑さ。

 

「半分、青い。」昼の部を見ながら、自家製三輪素麺で、昼食。 今日は牾い瞭“で休日だが、外出する気が起こらない。

 

馬原鉄男著、『日本資本主義と部落問題』(部落問題研究所発行)をやっと読み終える。 8月の新刊、『被差別部落の真実』(仮題)の原稿を読むうちに、40年前に読んだこの本のことを思い出しての再読。

 

1970年前に発表された論文を中心に編集され、1976年に出版された、四六判・500頁にもなる、部落問題と部落差別に対する記念碑的な研究・実践書。 解放同盟と共産党が対立を深める中で書かれた諸論文だが、質的にかなりレベルの高い学術書と言ってもよい水準にある。

 

1871年(明治4年)の、いわゆる「賤民解放令」の持つ意味と限界、そして太政官布告が出された背景と意図を詳細に分析するところから頁が始まっている。 

 

1965年に出された、「同和対策審議会答申」の評価が鋭い。 部落差別の本質は、「市民的権利と自由が同和地区住民にたいしては完全に保障されていないこと、」、つまり歴史的に「同和地区住民がその時代における主要産業の生産関係から疎外され、賤業に従事していた」ことに求めていることに対し、答申のこの論理は、独占資本の「近代化」路線そのもののと、一刀両断。 

 

戦後、日本の資本主義の発展(高度経済成長路線)の中、部落の階級分化が急速に進む一方で、差別により多くの部落大衆の生活が破壊され、権利が侵されている。 答申の言う、「部落が依然として封建的な古い共同体のカラにとじこめられている」とか、「近代化がすすめば部落差別はだんだんうすらいでゆく」などの言説を、詳細に部落の現実を実態調査することによって、完膚なきまでに一蹴している。 

 

同時期に出された、『部落の歴史と解放運動』を次に読むことにする。 政治主義的論述も見えるが、この書の価値を損なうほどではない。

 

夕方風呂に入って汗を流し、生柚子入り焼酎の水割りで、喉を潤す。 早め6時に、ビーフシチューで、夕食。 録画していた、狄洋狠太“を見て、BS・NHKで巨人vs阪神戦。 巨人の逆転勝ち。

 

NHK、ニュースウォッチ9〜テレ朝、報道ステーション。 大雨災害と猛暑。  BSプレミアムで、「半分、青い。」、夜の部を見て、12時に就寝。

author:小林 健治, category:差別・人権問題, 09:39
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