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李信恵・上瀧浩子著、『黙らない女たち』(かもがわ出版)

9月17日(月)

 

朝、9時起床。 有機人参ジュースと青汁二袋。 敬老の日だが、老体に鞭打って、三日連続産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓ×2本。 すでに気温30度で蒸し暑い。 川縁ではバーベキューを楽しむ若い家族連れが数組。 大型鯉の動きは鈍い。 頑張って鳴くツクツクホーシは、残暑のBGM。

 

市場で買った細うどんに油揚げを加え、熱々のきつねうどんで、昼食。 「半分、青い。」昼の部。 後二週間で終わるが、中弛み気味。

 

李信恵・上瀧浩子著、『黙らない女たち』(かもがわ出版)を読み終える。 インターネット上で、在日朝鮮人であることを理由に、民族差別と女性差別に関わるヘイトスピーチを執拗に受けていた李信恵さんの、二つの裁判闘争勝利記録。

 

一つは「在特会」とその元会長・桜井誠、もう一つはネット上のまとめサイト「保守速報」を訴えた裁判。 前者の裁判では。民族差別に女性差別が加わった「複合差別」との画期的な判決を勝ち取っている。 

 

2部構成で、第1部は「尊厳の回復を求めて」闘った原告の李信恵さんの苦悩が綴られている。 ネトウヨのヘイトスピーチに集中的に攻撃され、「摂食障害、不眠症、突発性難聴、円形脱毛症」などの精神的、肉体的苦痛に耐えながら、在日朝鮮人女性としての誇りを持つて裁判を闘い抜いた辛い経過が、読み手もホッとする、ユーモアをもって語るところに、信恵さんの強さがある。

 

第2部、「法廷からみる 複合差別・ヘイトスピーチ」は、二つの裁判の弁護士でもある、上瀧浩子さんのヘイトスピーチと、その犯罪性を国際的な人権条約、そして憲法など国内法を駆使して法廷闘争を展開し、勝利するまでの軌跡が語られる。 

 

「複合差別とは、主として女性差別と他の事由による差別の交差ないし複合の態様に着目した概念」で、「複合差別は、二つの差別の足し算ではなく、掛け算である」。 「ヘイトスピーチの本質は、マイノリティの社会的排除を扇動することにあり、もっといえば、マイノリティへの支配・従属関係を再生産することにある」。 

 

現下日本のネット上に溢れるヘイトスピーチが動線となり、ヘイトクライム〜ジェノサイド(大量殺害)に向かう危険性に強く警鐘を鳴らしている。 そして最後に、「この裁判を通じて、『ことば』というものの大切さを改めて思った」と綴られている。 すぐれて差別的憎悪扇動=ヘイトスピーチ問題入門書でもある。

 

中央競馬・WIN5は、2戦目で敗退。 20年間寝かせている、冬虫夏草など香港で買った薬草を焼酎に漬けた10Kgの瓶を抱え、玄関マットと昨日買ったLSDの電球を付けに、自力引っ越し活動。 雨が降ってきてやむなく一往復で終え、大相撲。 白鵬対御嶽海の取り組みは見応えがあった。

 

新聞三紙。 スポーツ新聞は、猝晶優“樹木希林さんの死を悼む特集。 朝日新聞は、倏侏”の樹木希林さんの死を社会面で大きく取り上げている。 三日ぶりに風呂に入り、サッパリして、早め5時半に夕食。 昨日買っていた、安価な豪州牛ステーキに千切りキャベツを添えて、柚子入り焼酎の水割り三杯。 

 

NHK、ニュース7〜「ファミリーヒストリー」で、デヴィ夫人の波乱万丈の人生。 NHK、ニュースウォッチ9。 自民党総裁選。 安倍の御用ヨイショ内容に、吐き気を催す。 テレ朝、報道ステーション。 安倍が出てきて、チャンネルを替える。 

 

民放各社の、安室奈美恵引退コンサートと樹木希林さんの追悼番組などを見て、BSプレミアムで、「半分、青い。」、夜の部。 三連休最終日を惜しんで、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:16
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