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趙博著『「在日」無頼控』(七つ森書館)

10月20日(土)

 

朝、8時起床。 有機人参ジュース一杯。 「まんぷく」朝の部。 久しぶりの晴天に布団干し。 

 

産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で新鮮野菜を買い、側にある精肉店で、鶏の胸肉、豚ロース、牛のバラ肉を購入し、川縁を散歩。 川は透明度が低く大型鯉は確認できず。 美味しそうなマガモが数羽。 それにしても、最高の気候で、気分も穏やかになる。 五目御飯と酵母パンで昼食。 

 

趙博著、『「在日」無頼控』(七つ森書館)を読む。 無頼派・浪速の歌う巨人・バキやんの生き様が、在日朝鮮人としてのアインディティ自覚獲得過程を通して描かれている。 既存の、在日「コリアン」の組織・朝鮮総連や民団に対する批判も小気味よい。 

 

歌手、俳優、作家としてのみバキやんを理解してはいけない。 全編随所で感じるのだが、かなりのインテリでもある。 インテリ性を隠すのは、知識人ともてはやされた在日の、体たらくを見知っているからだろう。 巨躯と容貌からはなかなか想像できないが、根っからの闘うインテリ芸人だ。 

 

バキやんの政治的、社会的かつ文化的主張には、ほぼ全てにわたって共鳴・共振・共感し、納得でき、同意できる。 本当に我が意を得たりの痛烈な檄文。 なぜこんなにも考え方が一致するのかと思っていたら、最後の最後で、学生運動時代の組織(セクト)が同じだったことが判明。 同じ釜の飯を食った仲間(同志)だった。

 

 

『「在日」無頼控』七つ森書館 

 

夕方、布団を取り入れた直後に大雨が降り出し驚く。 危うく布団が濡れるところだった。  豚ロース焼きに千切りキャベツを添えて、夕食。 アルコールなし、四日目。

 

TBSで、タケシのニュースキャスター。 片山さつきの、国税口利き・100万円問題をそれなりに報道。 BSプレミアムで、「まんぷく」夜の部。スポーツニュースを見て、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 10:28
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