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辺見庸著、『月』(角川書店)

1月26日(土)

 

朝、9時起床。 晴天に布団干し。 豆乳と爐┐瓦淕“入り青汁二袋。 全身に冬陽を浴びて、産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 

 

市場で豚まんと酵母パン+新鮮野菜を購入し、側の精肉店でロース豚の塊と鶏胸肉。 川縁を散歩するも、降水無く極端に水位低く大型鯉の姿見えず。 豚まんを淹れたてコーヒーで、昼食。 NHKで、「まんぷく」昼の部。

 

辺見庸さんの、長編小説、『月』(角川書店)をやっと読み終える。 舞台は、2016年7月26日未明、相模原の障害者施設“津久井やまゆり園”で起こった、重度障害者殺傷事件。 19人の重度障害者が殺され、27人が重傷を負った戦後最悪のヘイトクライム(差別的憎悪犯罪)事件。

 

主人公は、重度障害者の「きーちゃん」と、そのきーちゃんの人格的“割れ”として登場する、施設(文中では園)の職員、「あかぎあかえ」。 そして相模原事件の実行犯・植松聖と思しき「さとくん」。 グリーンバンディットの「ロッカバイ」が通奏低音のように流れる中、虚構と現実が入り混じった幻想的な世界が描かれる。 

 

さとくんは、〈ひとはどうあるべきか〉を〈ひととはなにか〉の自問ぬきでおもいつづけた末に、世のため人のため、日本と世界のために、重度障害者殺害という凄惨な事件を引き起こす。 相模原障害者殺傷事件の背景分析と詳細な情報を基に、事件を小説として昇華させた、今まで読んだことのない、辺見文学の新たな境地。 

 

30数年前ゴールデン街のバー爛好拭璽瀬好“(数寄屋橋の犹庸蕨”の前身)で会って話をして、その時共同通信の記者で芥川作家と言うことをママに教えてもらい読んだ、『自動起床装置』よりももっと複雑な内容だが、読む側の深層心理を抉り出す、恐ろしい小説。

 

市場で買った田舎煮をつまみに、白ワインの小瓶と鉄瓶焼酎のお湯割り、一杯。 NHK、ニュース7を見ていて、全豪オープンの決勝戦をやっていることに気付く。 大坂なおみ選手が優勝したが、1時間15分、緊張してほんとうに疲れた。 しかし、いい試合だった。 明日の新聞(スポーツ新聞を含む)の一面は大坂なおみ選手の快挙がトップだろうが、大坂なおみ選手をどう狷本人“と表現するか興味津々。

 

スパゲッティ―ミートソースで夕食を締め、TBSで爛織吋靴離縫紂璽好ャスター。 以降報道は大坂なおみ選手一色。 

 

BSプレミアムで「まんぷく」夜の部を見て、12時半に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:40
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