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安田浩一著、『団地と移民』(角川書店)

4月20日(土)

 

朝、9時起床。 晴天に布団干し。 産地直産市場前の湧き水汲み4ℓボトル×2本。 市場で酵母パンなどを買い、側の精肉店で鶏肉と豚ロースの塊2Kg。 野川の葉桜の下で男3人がバーベキュー。 絵にならないが、八重桜が見事。

 

カレーパンと豚まんを淹れたてコーヒーで、昼食。 「なつぞら」、昼の部。 広瀬すずは演技力も高い。

 

選挙の連呼がうるさい中、安田浩一著、『団地と移民』を読み終える。 ヘイトスピーチを行う、ネトウヨの内在論理と心象風景を描いた、『ネットと愛国』(講談社)から注目している気鋭のノンフィクション作家。 最近では、ヘイトデモのカウンター行動の時に良く会う。

 

本書は、日本に公営団地が建設される歴史的な背景から書き起こし、近年外国人労働者が多く住むことで、何かと話題になっている老朽化した団地群を精力的に取材し、抱えている問題とそこに含まれている希望と展望を明らかにする取材意図と問題意識を持って書かれている。 予想される現実先取りしているかに見える、フランスパリ郊外の団地の取材もなかなか読ませる。

 

団地住人の50%が老人で残りの50%が比較的若い外国人労働者(出稼ぎ)という国内の団地も珍しくない。 団地内では文化的かつ世代間ギャップもあり住民同士の交流はほとんどない、というより日本人居住者からは外国人労働者に対する差別意識が大きい。

 

その溝を埋める取り組みを進めている団地を紹介しながら、著者は「団地という存在こそが、移民のゲートウェイ」となる可能性に触れ、「そこに、団地の高齢化問題を解決するひとつの解答がある」「摩擦や衝突のその先には、共生に向けた様々な取り組みが見えてくる」という。 

 

今年の4月から改正入管法により「特定技能労働者」の名のもとに5年間で35万人の外国人労働者かやって来る。 現在、日本に住む外国籍住民は250万人近くいて、すでに移民国家なのだ。「団地は多文化共生の最前線」と著者は語る。 

 

今私が暮らしている団地も50%以上が高齢者だが、なぜか外国人労働者は見かけない。(空き部屋がほとんどないこともあるが)しかし、今後外国人住民が増えることは十分予想される。 そんな時この本は多文化共生の指針となる。 最後になるが、文書、つまり筆運びが心地よい。

 

7時に夕食。 市場で買ったおでんと春菊の胡麻和え+鶏胸肉の生姜焼きとタラの芽の天麩羅。 いずれも市場で仕入れた新鮮食品で美味い。 白ワインと梅干し入り鉄瓶焼酎各一杯で締める。

 

明日の中央競馬。 WIN5の検討。 BSで、「なつぞら」、夜の部。 ストレッチをして、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:44
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