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中村一成著、『映画で見る移民/難民/レイシズム』(影書房

12月14日(土)

 

朝、9時半起床。 豆乳と爐┐瓦淕“入り青汁二袋。 不吉な13日の金曜日”の誕生日を、左奥歯が腫れたたぐらいで、、何とか無事に乗り切った。 

 

晴天に布団干し。 抜けるような青空の下、冬陽を全身に浴び、産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で新鮮野菜など、側の精肉店で鶏胸肉と豚ロース+和牛を買い、ゆっくりと野川縁を散歩するも、大型鯉軍団の姿が見えない。

 

炊き込みご飯に岩海苔のお吸い物を付けて、昼食。 「スカーレット」、昼の部。  中村一成著、『映画で見る移民/難民/レイシズム』(影書房)を読み終える。 単なる映画解説本ではなく、日本の、とくに在日コリアンの歴史と現実=差別的実態と関連づけて、怒りを込めて評論している。 

 

取り上げられた映画が告発している現実は何よりも日本における現実でもある。 中でもフランスの『スカーフ論争 隠れたレイシズム』(2004年)の解説は圧巻。  人権の発祥国であるフランスの左派インテリが持つ人種差別性を抉り出す。 「フランス的価値観」による強制は、「フランス国内の『植民地』の『文明化の使命』」を帯び、「社会統合に名を借りた『同化の強制』に他ならない」と喝破。 

 

「それにしても商業映画でみずからの歴史の暗部を容赦なく暴き出し、『始まりの不正』を問う営為には畏敬の念しかない。翻って思うのは日本の表現風土である。アイヌ・モシリ、琉球、台湾、朝鮮、そして中国で犯した人道に対する罪の数々は、どれほど描かれてきただろうか。過去に向き合う営みを徹底して避けてきた結果として、この社会は21世紀になってなお、韓国や中国で制作された、日本の戦争犯罪を題材にした作品の上映すら困難が伴う。 再度、繰り返そう―みずからの行為の犯罪性に向きあわない『加害トラウマ』は無意識に同じ行為をくり返す、のだ」。  著者の怒りに共感する。

 

7時に夕食。 豚ロースを揚げ、豚カツにして、千切りキャベツを添えて、白ワインとシークヮーサー入り鉄瓶焼酎のお湯割り各二杯の、夕食。

 

部屋の段ボール箱を解体して、届いたスチール棚などに書籍を収納する作業に汗を流す。 「スカーレット」夜の部〜NHK・Eテレで「バリバラ」再放送。 田代まさしの事件を受けての薬物依存について語る。

 

ストレッチをして、1時半に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 10:30
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