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柄谷行人著 『政治と思想 1960‐2011』(平凡社)

2月1日(土)

 

朝、8時半起床。 四日連続の晴天に、布団干し。 豆乳と爐┐瓦淕“入り青汁二袋。 

 

産地直産市場前の湧き水汲み、4ℓボトル×2本。 市場で新鮮野菜を中心に色々と5000円超の買い物。 側の精肉店で、和牛の切り身と国産豚ロース+鶏のもも肉と胸肉を購入。 陽射しを全身に浴びながら野川縁を散歩。 丸々と太った美味しそうなマガモ三匹遊泳。

 

酵母パンにマーマレードを塗り目玉焼きを添えて、淹れたてコーヒーで昼食。 「スカーレット」昼の部。

 

柄谷行人著 『政治と思想 1960‐2011』(平凡社)。 読むのは三回目だが、その都度知的刺激を受ける。 10年前のインタビューに答えての、日本の政治思想状況批評だが、現下日本の政治・経済・社会、そして思想的状況分析でもある。 

 

日本で、1990以降大衆的なデモが無くなっていたが。、2011年の福島原発崩壊に対し、反原発デモが起こったことの意義を高く評価する。「デモとは集会の一種であり、動く集会である」。

 

選挙で代議士を選ぶ、代表制民主主義について、マルクスに依拠して鋭い批判を加えている。「代表制は民主制とは異質である。代表制は寡頭政の一種に過ぎない。・・・、代表制民主主義は寡頭政に帰着する」。 選挙で投じられる一票は具体的な個人を捨象しており、個人は単なる投票率、支持率としてしか存在しない。 代表制民主主義における個人は「テレビの視聴率と同じような統計的な存在でしかない。各人はけっして主権者にはなれない」。 つまり、「代議制において、国民は、いわば『支持率』というかたちでしか存在しません。それは、統計学的に処理される『幽霊』的存在である」。

 

1990年以降の新自由主義(新帝国主義)の下、中曽根による国鉄の民営化。つまり国労の解体を通じて総評の解体。そして総評を基盤にしていた社会党の解体。次に日教組の弾圧と教育の統制。大学自治の破壊。 さらに、創価学会を取り込み、社会の狠羇崔賃“を抑え込む。 極め付きは、「部落解放同盟の制圧です。部落解放同盟は部落だけでなく、すべての差別される少数派の運動を支えていた。また、それは右翼を抑制する力があった。解放同盟が無力化したのち、右翼はわがもの顔にふるまいはじめた」。「日本で中間勢力がほぼ消滅したのが2000年です」。 鋭い指摘! 自民党・二階幹事長の靴を舐めて尻尾を振る解放同盟中央本部の堕落を、20年前に見抜いていた。

 

夕方、会員になっている酒屋に行き、芋焼酎を仕入れる。 市場で買ったタラノメ(結構高い)の天麩羅と納豆ご飯にカクテキを混ぜて、白ワインとシークヮーサー入り鉄瓶焼酎のお湯割り、各二杯で夕食。

 

NHKで9時の土曜ドラマ、「心の傷を癒すということ」の3回目。 阪神・淡路大震災に遭った被災者の心の痛みに寄りそう、在日の精神科医。

 

BS・プレミアムで「スカーレット」夜の部。ストレッチをして、1時に就寝。

author:小林 健治, category:読書, 09:08
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