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再び“西田哲学”
朝8時半に起床、11時前に出社。今日は電話が多い。(注文の電話は少ない)3時過ぎまで何やかんやと忙しく立ち回る。

4時頃から少し落ち着いて、武市健人の『非情の哲学』の残しておいた第3章“西田哲学と田邊哲学”を腰を据えて読む。8時半に読了。西洋哲学はギリシア哲学以来<有>の哲学だが、西田哲学は<無>の哲学。換言すれば“絶対否定観”の哲学。実存哲学やキリスト教との決定的違いだ。「実存の否定は根本に自己の肯定を前提している」のに対し、西田哲学は「根本の自己こそ何よりも否定する」それ故に神も無い。「場所」が無であり、空であり、全てが絶対無に「於いてある」ものである限り、ニヒリズムでもない。「西田哲学の根本性格・根本規定は全く仏教の空の原理(縁起論)にたっている」「縁起は必然の中への没入である」西洋的自我=有の哲学に対し、西田哲学は無我=無(空)の哲学なのである。信仰を深め、神を感じるか、“無我”の境地で悟りを開くのかの違いだと思うが、俗人にはなかなか難しい。

9時に退社。帰宅して、テレ朝のニュースステーションを見ながら夕食。自民党総裁選に立候補している5人の討論を40分近く放送していた。その後、10時55分からTBSのニュース23も同じメンバーで、何と1時間も同じ事を放送している。まるで、自民党制作の特番だ。テレ朝もTBSも、表題が同じ“崖っぷち”には笑ったが“崖っぷち”に立っているのは、むしろTVメディアの方ではないのかと思う。経済政策をあれこれ喋っていたが、リーマンブラザーズの6〜8月期の赤字が4200億円になったとのニュースの方が、遥かにリアリティがある。

11時から筋力トレーニングとストレッチ。心地良い汗をシャワーで流して小休憩。1時過ぎに就寝。
author:小林 健治, category:神学, 23:29
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